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第2章  ロ ボ ッ ト の 反 乱 

≪17≫ バリアの技術 = きょうは郊外にある科学大学院のメンデール学長を再び訪ねた。市中の建物はだいたい20-30階建てだが、このビルは40階建て。群を抜いて高い。屋上に通信用のアンテナ類が林立している。車が正面玄関に着くと、女性ロボットが出迎えていた。マーヤをみると、とても嬉しそうにしている。ぼくには聞こえないが、何やら通信を交わしているように思われた。40階の広大な機械室の一隅で、メンデール教授...

第2章  ロ ボ ッ ト の 反 乱 

≪16≫ マーヤの決断 = 数日後、マーヤが急に元気を取り戻した。以前のように話しかけてくるようになったし、動作も活発になった。こんなことを聞いたら怒るかなと思ったが、やっぱり聞いてしまった。――ねえ、マーヤ。君はメンデール教授の話を聞いてから、何か考え込んだようだね。もしかして、人間の男性に結婚したい人でもいるのかい。マーヤは珍しく大笑いをして、こう答えた。「どこの星の男性も考えることは同じだわ。そん...

第2章  ロ ボ ッ ト の 反 乱 

≪15≫ 人間との結婚 = このところ、マーヤの様子がおかしい。なんだか緊張しており、ときどき考え込んでいるようだ。メンデール教授が別れしなにつぶやいた一言が、どうやら影響しているように思われる。メンデール教授は、こう言ったのだ。「いま賢人会では、ロボットと人間の結婚について議論しているらしい。人間の同性婚はずっと昔に認められたのだから、いいんじゃないかという声が強いそうだ」正直言って、ぼくはあまりピ...

第2章  ロ ボ ッ ト の 反 乱 

≪14≫ 女性ロボット = 250年前に起こったロボットによるクーデター未遂事件。この計画がマスコミによってすっぱ抜かれると、世の中は大混乱に陥った。政府は緊急に議会を召集したが、「責任者は誰だ」とか「和解の道を探れ」とか、議論は一向にまとまらない。そうしているうちに、ロボット側は食料や飲料水の生産拠点を占領してしまった。もしワーグネル博士らが敏速に動いて蓄電所を掌握しなかったら・・・。世論は議会の無...

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